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2020/09/16

オンライン発表のまとめ

固定リンク | by:KAZUYO Ishikawa


開 催 8月20日~23日まで

参加者 76名(ログインした人)

 ただし、現在のHPのシステムではパソコンからのログインしかカウントが出来ません。従いまして、この参加者分析は、パソコンからの参加者の状況となっておりますことをご了承下さい。


 第69回学術研究大会瀬戸内大会に代わる、オンライン発表が今回初めて開催されました。事務局も発表者も初めてのことで、行き届かないこともあったかもしれませんが、「発表を見終わった後、モニターに向かって思わず拍手をした」というコメントが出たほどに成功であったと思われます。

 今回は、会員のみが視聴出来るしシステムであったので、参加者に於ける会員の比率は出せませんが(100%会員である)参加者の内訳は次の通りとなっております。


(参加者内訳)

小学校教諭 13%

中学校教諭 9%

高校教諭  1%

大学教員  58%

大学院生  5%

学芸員   3%

画塾主宰  4%

その他   7%


 

(アンケートや質問などから出てきた今回の内容と課題)


 会場に集まって臨場感を持ち、発表を聞き、討議出来ることは確かに大切であるが、今回のように

・自分の都合に合わせて発表が聞けること、
・繰り返し見ることが出来ること、
・本来ならば行けなかった大会日程だが自宅で見ることが出来ることで参加できたこと、
・大会では一つの発表しか聞けないがオンラインならば全部の発表を聞くことが出来る

など、初めてのオンライン発表には好意的な感想が多かった。

 対面で大会が出来なかったことへの不満が書かれなかったほどに、オンライン発表は成功だったと思われる。

 ただ、将来的に続けていけば、動画の画質(声が小さいor大きくて声が割れる、見づらいなど)の品質の差が問題となるかもしれない。そういう意味では発表者は発表だけでなく技術的なことも求められるのかもしれない。


 また今後、対面での大会があったとしても、今回のようにオンラインもしくはアーカイブなどで発表が見ることが出来るのを望まれている人が多く、問題や課題(誰もが見ることが出来る様になれば、会費を払って大会参加した人はどうなるのかということを考えるとアーカイブ視聴には代金を取るのか?とか。大会の動画を誰が撮るのか、とか。機材はどうするのか、とか。)はあるにしろ検討材料として前向きに取り組むことも必要ではないだろうか。


 なお、今回の発表を視聴したい為に入会された会員が2名。
これもオンライン発表の成果の一つ!



アンケート結果(回答は15名)
質問:今回のオンライン発表を視聴しての感想は?


 満足 14名

 どちらでもない 1名

 不満 0名


(アンケートの内容)

・多くの発表を自分だけで集中して聞くこともでき、また巻き戻し繰り返し視聴することで、いつもの学会以上に深く理解できたように思います。発表者の皆さんの準備行き届いたプレゼンによるところも大きいでしょう。

 その場で参加者同士の質問や意見は聞けず、その点の学びはコメント欄だけでは補えませんが、事務局諸氏のご尽力により満足感の高い学会・研究会であったと感謝するばかりです。

 オンデマンド配信と組み合わせて分科会をZoomなどで設定し、発表者や参加者と意見交流できる場があれば、互いに学びを深められたかと思います。



・発表の内容に共感するものがあり、今後の参考にしたいと思いました。ありがとうございました。

 オンラインでの発表もしっかりと聞け、立ち止まることができいいところがあると思いました。


・これだけ見やすく、快適なオンライン/オンデマンド式の発表を視聴できたのは、大橋先生と石川さんのお力あってこそだと感じました。この場を設定するために、多くの時間を費やし、ご準備くださったことと思います。本当にありがとうございました。

 会場に集まって、臨場感のある中で発表を聞き議論できることの意義は大きのですが、今回の機会を設定してくださったことで1つ1つの発表をゆっくりと聞き、自分なりの考えを整理した上で質問などのコメントができたのでとてもよかったと感じました。ありがとうございました。

 瀬戸内大会の開催に向けて時間をかけて準備を進めてくださいました、鳥越先生、大橋先生、清田先生をはじめ、大会実行委員の皆様、本当にありがとうございました。71回大会として実現いただけますこと楽しみにしております。コロナの終息を願っています。

 また、このオンライン発表に合わせて、来年の京都大会の準1次案内もアップしてくださりありがとうございます。京都大会実行委員会と事務局の皆様の細やかな準備により魅力的な大会の骨子が伝わってきます。どのような形での実施になるか不安ですが、このような状況においてさらに重要である美術教育について皆様と議論できれば幸いです。第69回大会、本当にありがとうございました。



・様々なことが予測できない中、学びをとめないさまざまなご尽力に感謝申し上げます。準備されていたことも多い中これ以上難しい開催であったと思います。

今後オンラインも含めての開催を考える必要があると思いました。京都支部も苦労されています。



・自分の都合の良い時間にアクセスできるため。何度でも視聴できるため。



・コメントが長い人が多いですね。回答する発表者が大変だと感じました。

今回の研究発表の基盤を作っていただいた大橋先生始め、学会事務局に深く感謝いたします。



・とても、入りやすく、わかりやすかった。

大変意義深いコメントも読むことができるので、いつもより以上に深く発表を理解できた気がする。今後もこうした多様な研究交流ができると良いと感じました。



・コメントの回答が推敲できるため、自分の答えをまとめて返すことができた点。

仕事もあるので、時間が空いた時にじっくり閲覧できる点

発表者以外のコメント記入の時間は例えば20時までのように区切ってみてはどうでしょうか?(もしご案内に明記されておりましたら失礼いたします)



・オンデマンドで、参加者の都合の良いときにアクセスする方式だったので、仕事と両立できた。次年度は対面式の大会とともに、オンデマンドも両方開催していただけるとありがたいです。



・時間を縛られず、ゆっくりと視聴することができた。



・発表を繰り返し聴き直すことができ、より深く発表内容を理解できました。また、予定通り四国で大会実施であれば職務の関係で大会には参加できませんでしたが、オンラインだったのでさまざまな発表を聴講でき、ありがたかったです。

 昨年までの発表だと自分が発表者の立場だと同じ時間帯の他の発表を聴けないというデメリットがありましたが、今回のオンライン発表だとそのデメリットが克服できますね。今後、対面式だけでなくオンライン発表も継続していただけるとありがたいと思いました。



・研究大会に参加したい時、退出したい時、いずれも時間を気にせずにできる事により、他の業務を犠牲にすることなくできたので大変助かりました。また、発表を視聴するにあたっても、聞き逃したりもう一度聞きたいと思ったところを繰り返し見ることができるのも、利点であると思いました。

 対面による議論の方が、余白も感じる事ができ、より広い理解に繋がると思われます。オンデマンドによる議論では、要点のみ抽出されたかたちなので、より深い理解に繋がると感じました。

 この度はコロナ禍という困難な状況の中、オンラインでの研究発表会という貴重な場を設定していただき、大橋先生はじめ実行委員の皆様、ありがとうございました。



・期間内であれば、どの時間帯でもアクセスすることができ、すべての先生方の発表を拝聴することができました。大変勉強になりました。ありがとうございました。

発表では、動画保存の方法等につきまして、大橋先生に大変お世話になりました。

本当にありがとうございました。また、原稿の件では、石川さんにも大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

 私のようなICTに不慣れな者は、Web発表なんて無理だと思っておりました。お力添えいただき発表の機会をいただけましたことに心より感謝をしております。本当にありがとうございました。



・聞き逃した時に戻したり、途中で動画を止めてじっくりプレゼン資料を見たり、自分の都合のよい時間帯に拝聴することができるなど、自分のペースで参加することができた。また、自分は遠方に住んでいるので、なかなか大会に参加すること自体が難しいので、ありがたかった。また、コメントを文章で読むことができ、とても勉強になりました。今後、大会が通常開催された際も、このようなオンラインという形で発表の様子の記録などを公開していただけると、ありがたいです。例えば重なって見ることができなかったり、大会自体に行けない場合もあるからです。



箇条書きで失礼いたします。

・複数の発表を、自分のタイミングで見ることができたため。

・聞き逃しても、巻き戻して何度でも見ることができたため。

・発表者としては、いただいたコメントを落ち着いて読み、返答をすることができたため。

・他の発表のコメントを読むことができたため。



・自分の時間のあるときに、すべての発表(それに対する感想や質問も含めて)をじっくり聞くことができました。はじめての試みで、ご準備、大変だったことと思います。このような機会をつくってくださりとてもありがたかったです。



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