支部活動


北海道・東北支部 支部長 : 佐藤絵里子

・2025年度は実質的な活動は行なっておりません。

関東支部 支部長 : 大塚習平

2026年3月11日、東京都市大学7号館3階造形室にて、新関伸也、詫摩昭人、安田早苗、屋嘉部正人、志藤浩仁、薦田梓、中村光絵、藤原明子、大塚習平の9名が参加し、関東支部研修会が実施された。冒頭で新関伸也氏より養成校の現状と課題が示された後、実践報告が行われた。

①中学校美術科(発表:志藤浩仁)では、地域課題に基づく壁画・空間装飾・地域素材の造形など、行政協働による継続的実践と鑑賞中心の評価方法が紹介された。

②小学校図工(発表:安田早苗)では、学年に応じた題材構成と、タブレット活用や観点を1つに絞る評価法により初任者の負担を軽減する工夫、卒業生ネットワークの育成が示された。

③「芸術による教育」(発表:屋嘉部正人)では、作品を「違い」で共有するオンラインプログラム、不登校児の意欲回復、没頭を促す制作活動など、学びの多様化が提示された。全体を通して、地域との連携、そして個の良さを生かす評価が創造性育成の鍵であることが確認された。


静岡支部 支部長:鈴木秀幸

第1回研究会(5月24日)〔会場:附属浜松小学校,参加:26名,支部会報145〕

・実践発表

(1)「発想や構想を深める題材選択と授業づくり-だるま作りの実践を通してー」鈴木奈々〔浜松市立湖東中学校〕

(2)「修学旅行を契機とした地域ゆかりの芸術・文化に関する継続した学びの在り方―中学生を対象とした学区伝来の平安仏をもとにした鑑賞活動からー」島口直弥〔浜松市美術館/浜松市教育委員会指導主事兼学芸員/静岡大学教育センター非常勤講師〕

 

第2回研究会(10月12日)〔会場:附属島田中学校,参加:31名,支部会報146〕

・実践発表

(1)「育てよう! My Tree」杉山祥子〔藤枝市立大洲小学校〕

 

第3回研究会(2月7日)〔会場:磐田市新造形創造館,参加17名,支部会報147〕

・実践発表

(1)「木と出会い、かたちを探る-五感・表現・探究が交差する学び-」遠藤早姫〔富士市さくら台幼稚園〕

(2)「想像を形にし、互いを認め合う図工の学び-物語『ピルルン』を手がかりとした造形と鑑賞活動-」内山ワリソン〔浜松市立萩丘小学校〕

第1回研究会

第2回研究会


愛知支部 支部長:水谷誠孝

2025年度 開催日時 2025年11月23日(日)~24日(月) 会 場:岡山県勝田郡奈義町、高梁市 等

昨年度掲げた「会員交流の展開」として、一泊二日の岡山アートツアーを実施しました。今回は名古屋芸術大学の1年生3名も加わり、世代を超えて活発に語り合う交流の場となりました。初日は奈義町現代美術館にて建築と作品が一体化した空間を体験。続く「美作三湯芸術温度」では、本学会員・藤田雅也先生の出品作品を含め、地域の風土や場を生かした展示を考察しました。二日目は藤田先生のご実家を訪問。お父様が手がけられている「高梁紅茶」の美しい茶畑を見学し、地域に根ざした産業や生活文化に触れた後、吹屋ふるさと村等の視察を行いました。

移動中も学生と会員が世代を超えて語り合い、互いに刺激を受ける有意義な時間となりました。このツアーで得た知見と出会いを糧に、今後もさまざまな交流の機会をつくる予定です。

高梁市の茶畑を見学し、地域の風土と生活文化に触れる

奈義町現代美術館にて、作品空間を体験


滋賀支部 支部長:馬淵 哲

2024年度

・開催日時:2025年3月8日(土) 15:15〜17:00

・会場:滋賀大学大津サテライトプラザ  〒520-0056 滋賀県大津市末広町1-1

・参加者(敬称略50音順): 宇津木 七実、江田 佳世子、梶岡 創、木村 仁、鷹木 朗、野網 学、東本 康栄、松岡 宏明、馬淵 哲、村田 透、由良 知彦(11名)

・活動内容:

【第1部】研究交流会

1.参加者自己紹介・近況報告等

2.研究発表・質疑応答

①木村 仁(滋賀大学教育学部附属小学校)「『素敵な偶然』が生まれる時間」

②馬淵 哲(滋賀大学)「Data Art & Scienceアプローチを用いた教育手法の開発」

③梶岡 創(大津市立打出中学校)「主体的な学びの底流」(仮)

④野網 学(大阪教育大学附属池田小学校)「釘から拡がる世界」

資料提供:松岡 宏明(立命館大学)

3.協議

【第2部】懇親会

日時:2025年3月8日(日) 17:00〜19:00

場所:御肴 かわせみ(JR大津駅前)

今後の課題や計画など:大阪・京都支部会員の先生も懇親会にご参加いただき、話題が広がり、さらに研究と親睦が深まりました。

 

2025年

2025年度は、特に支部活動はありません。

京都支部 支部長:足立彰

京都支部としては、今夏に控える「第75回学術研究大会」に向けての実行委員会の活動と並行して、京都支部としての研修会を行った。

・実行委員会と並行する形で、年2回の「研修・実践研究報告会」を実施した。

 

7月27日「実践研究報告」(於:立命館大学衣笠キャンパス)

発表者①

石原通雄 「ある子の成長を見続けて」 管理職として教室に入りづらい児童との関係性を、図画工作科の指導の中で培ってきた指導知識や指導姿勢を基に育んできた記録の報告。児童が、その関わりの中で他者とともに生きていこうとするきっかけを模索する取り組みから、美術教育の指導者としての本質を探究する取り組み。

発表者②

足立 彰「マンガ表現を読み解くと」 義務教育学校8年生(中学校2年生)を対象に、美術の鑑賞の授業において「マンガの鑑賞」を扱うのかを検証する取り組みの報告。6年生時に国語題材としても扱われ、中学校の題材としても扱われることの多い「鳥獣戯画」のマンガ・アニメーション的表現を焦点化し、そこから現代マンガをどのように教材化していくのかについて、検討し実践した報告。

 

9月14日「金継ぎの研修会」(京都華頂大学)

田中ともこ氏を講師に招いて、「金継ぎ」の研修を行った。簡単な金継ぎの歴史や技法などが紹介された後、各々が持参した(割れ・欠けた)陶器を、金継ぎの技法で修復していった。完成後の作品は、「器」としての新たな個性が現れ、日本の伝統文化やそこに培われた精神性を感じる旨の感想が、参加者から多く出された。


兵庫支部 支部長:清田哲男

・開催日時 2025年11月22日

・会場 神戸大学鶴甲第2キャンパス2階・大会議室

・参加者(参加人数)13名

・活動内容 兵庫支部の先生方を中心に7つの教育実践、あるいは研究発表がなされました。

1 0~2歳児の色彩について 

  神戸女子大学 伊都紀美子先生・シャフト ヴィジュアル プロダクツ 坪井良美先生

2 ○○を作ろう!から始めない造形表現活動の実践報告 

  神戸女子短期大学幼児教育学科 辻田美和先生

3 神戸みらい博士育成道場での実践報告(STEAM教育のAの役割) 

  神戸大学大学院人間発達環境学研究科 勅使河原君江先生

4 創造性を育む図画工作科の研究—フロー体験との結節点— 

  西宮市立鳴尾北小学校 伊藤祥子先生

5 陶芸をとおした小中連携授業について 

  兵庫教育大学附属中学校 山﨑麻友先生

6 岡山大学STartLEプロジェクト

  岡山大学大学院教育学研究教育科学専攻2年次 溝上怜海さん

7  福来四郎アートコミュニケーションプロジェクト(FAP)の状況の報告

  神戸親和大学発達教育学部児童教育学科 須増啓之先生

 

今後の課題や計画

2026年3月31日に兵庫支部の福来四郎アートコミュニケーションプロジェクトでとりくんだ研究成果があいり出版から上梓することとなりました。


岡山支部 支部長:鳥越亜矢

今年度は特段の活動をしておりません。会員間で連絡を取り合うなどして情報交換を行っておりました。

鳥取・島根支部 支部長:福井一尊

 本支部では、年2回の「会員の集い」を軸に、対面での交流と研究研鑽を継続しています。夏季の研究会開催の後、各会員の活動会場を相互に訪問・見学する流れは、当支部の取り組みとして定着してきました。去る8月、島根県立美術館にて開催した研究会の詳細は以下の通りです。

・開催概要

日時:2025年8月8日(金)

会場:島根県立美術館

出席者:石倉正、石野眞、奥村文子、加藤友彦、森山隆子、福井一尊

・活動内容

近況報告:各会員の現在の活動状況について共有

鑑賞活動:島根県立美術館 企画展「誕生140周年 川端龍子展」の鑑賞

研究報告:持参資料に基づき、参加者全員による教育・研究活動の発表

本部報告:本部委員(福井一尊)より学会の動向を報告

【今後の展望】

 今後も定期的な集いを通じて、会員個々の研究活動を支援してまいります。両県で実施している会員の活動を「相互交流」という形で繋ぎ、支部全体の活性化を図る計画です。